仕事の内容
教職員が学外から獲得した研究費・補助金(外部資金)などを各部局に配分し、その執行状況を管理しながら予算計画を立てています。一歩間違えると研究や事業の計画に支障が生じるため、正確かつ迅速に処理することが大切です。予算管理の立場から多くの教職員・学生を間接的にサポートするため、大学全体の取り組みを理解することができます。大きな責任が伴いますが、緊張感とやりがいを持ちながら業務に邁進しています。
文部科学省研修について
国立大学法人の職員として中央省庁の考え方・世界観を肌で感じてみたいと思い、文部科学省研修を希望しました。文部科学省では総合教育政策局で全国的な統計調査業務を担当し、調査の分析・報告を行いました。物事を俯瞰し、さまざまな組織の意見を取りまとめるという経験は、大学内の全部局を対象としている今の部署の職務に生かされています。今後、予算の要求などで文部科学省とやり取りする機会が多くなるため、研修で培った経験・人脈を業務に生かしていきたいです。
MOVE!な瞬間
文部科学省研修を終えて「変化」することへの抵抗感が和らぎました。研修前は前例と同じやり方にこだわり、時には非効率だとわかりながらも業務を進めたことがありました。しかし文部科学省は業務の見直しに積極的で、私の提案も快く受け入れてくれました。大学に戻っても、日常業務や資料作成などで少しでも「変えるべき」と思ったことはどんどんと改善し、業務の効率化を図りたいです。また周囲の変化を柔軟に受け入れられる職員でありたいと思います。